5月下旬から全米で公開がスタートした、実写『リトル・マーメイド』。
そのリトル・マーメイドが6月9日から日本でも上映がスタートされました。
キャストを巡っては前々から物議を醸していましたね。
いったいどんな物議が出ていたのか、興行収入はどうなのか、キャストは誰なのか見ていきましょう。
実写『リトル・マーメイド』がひどいと言われる理由は?
リトルマーメイドが酷いと言われる理由は何でしょう。
まず言われているのがキャストです。
まず主人公アリエル。アニメでは白い肌に碧い瞳、赤髪を持つキャラクターでした。しかし起用されたのは黒人歌手のハリー・ベイリー。あまりに元のキャラクターと違いすぎると、アメリカだけでなく他の国でも物議となりました。
『長年親しまれたアリエルのキャラをいきなり変えるの?』
『これは人種差別ではない。ただアリエルのイメージを壊さないで』
そういう声も上がりました。
これに対してディズニー傘下のテレビ局は
「アニメのキャラクターにそっくりではないという理由で、才能に溢れたハリー・ベイリーを起用するというアイデアを過去にする事はできません」
と異例の声明を発表しました。
これは本当に人種差別とかではなく、ただ忠実にアニメを再現して欲しいだけなのだと思います。
たしかにハリー・ベイリーは才能溢れた女優さんかも知れません。ただの『人魚姫』という題の映画ならばこの様な物議を醸す事もなかったと思います。『実写』だからこの様な物議を醸したのでしょう。
他にキャラクター・アースラのメイクアップアーティストにも批判がありました。
アースラというキャラクターですが、モデルは女装して歌やダンスを披露する“ドラァグ・クイーン”です。
実写版でアースラのメイクアップを担当したのは、アカデミー賞の受賞経験もある大ベテランのメイクアップアーティストなのだが、一部の人達から
「クィア(性的マイノリティ)のアーティストに任せるべき」
「今に敏感で未来へのビジョンを持つ新進気鋭のLGBTQ+アーティストに仕事を与えるべき」
との声も出ました。
リトルマーメイド興行収入は
リトル・マーメイド、上記のような批判がありますが興行収入はどうなのか気になりますよね。
アメリカで5月26日に公開。
公開後4日間で全米興行収入、1億1750万ドル(約164億円)を記録しています。
実写『アラジン』超えの大ヒットスタートとなりました。
6月11日時点では全世界興行収入1億8620万ドルに達した模様です。
ただ、今後全体としての興行収入は厳しいとの見方も強いです。
どうもアメリカ以外での人気が低迷している事が原因のようです。というのも、メジャーな映画スタジオが手掛けた看板映画は国内収入よりも国外収入の方が上回るそうです。しかし実写『リトル・マーメイド』は国外収入が国内収入を上回っていません。
ゆえに厳しいとの見方の様です。
日本でも公開されたばかり。アニメ『リトル・マーメイド』は名作なのでそれでどこまで伸びるかですね。
評価・レビュー
評価やレビューは皆さんが一番気になるところですよね。
実はこの実写『リトル・マーメイド』、「ひどい」と言われる一方で批評家から「素晴らしい」と大絶賛を受けています。
実際に見た人はどう思ったのか、気になるところですよね。
う~ん……☆2.5は厳しい!
☆1が一番多く、次に☆5、4と続きます。
では他のサイトはどうでしょう。
☆3.9と3.0ですね。
レビュー内容を見てみる原作が好き、アリエルが好き、という方は割と厳し目に評価されている様に感じます。
- 違和感がある
- 原作とは別物
- 原作では可愛いキャラクターが実写では怖い
などがあげられました。
では好評だった人の声は
- 普通に面白い
- アリエルが可愛い
- 映像が綺麗
などがあげられました。
そんな中、両者とも絶賛だったのが
ハリー・ベイリーの歌唱力!!
もう大絶賛でした。中にはその歌声に感動して涙が出たと言う人も。
ディズニーと言えば歌と音楽。『さすがディズニー』と納得する歌と音楽だったそうです。
まとめ
いかがでしたでしょう。
ヤフー映画での評価が☆1と☆5が多かった事から、両極端に分かれてしまうのかも知れませんね。
ヤフー映画のレビュー自体が厳しめなのかなと思い、過去の実写『アラジン』で比較してみましょう。
興行収入はアラジンを超えたとありましたが評価自体はアラジンは高いですね。特にヤフー映画が厳し目レビューと言う訳ではない様です。
ただ、高評価を付けた方がよく言っている事
ネガティブな意見に惑わされず是非観て欲しい。
結局はどう受け取るか人それぞれ。特にこのレビューは高評価と低評価の差が結構あります。
ネガティブな意見を見て期待せずに行ったら凄く面白くて最高と言う人もいますし、勿論逆の方もいます。
感性は人それぞれなのでそれでいいと思います。
ただ、みんながみんな口をそろえて絶賛する歌を聞いてみたいですね‼
日本での公開、今後もっと興行収入も評価も伸ばしていって欲しいですね。
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