さて、前回の最後ですが、
最後はベルナールの母が屋敷に到着した知らせを聞いたところで終わりましたね。
詳しくは【ネタバレ・感想】没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります1巻こちらを参照ください。
『没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります』コミックシーモア様にて、第17話の先行配信が始まりました!
漫画:千世トケイ先生エルネストと共に競売に参加することになったベルナール。
そこで、アニエスの母の秘密を知ることとなり……!?https://t.co/Kq6KpURm5C
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この先どうなったのか。婚約者のフリをする二人!なんかワクワクしますね!
2巻の内容ですが
第9話 早すぎる婚礼衣装
第10話 香りのしない薔薇の花
第11話 彼女の決意
第12話 お屋敷にいるために
第13話 偽装夫婦大作戦!
第14話 芽吹き
全7話収録されています。
2巻のあらすじ・感想を簡単にまとめましたので少々お付き合いください。
第8話 母が来た
THE★マダムと言った感じのお母様です。
アニエスの家の事も勿論知っていますが
「お父様のこととあなたは別でしょう。あなたは悪くありませんわ」
と堂々と本人に言ったのです。
超かっこいいお母様じゃないですか?
そしてアニエスにベルナールの初めて会った印象を尋ねます。
はにかみながら嬉しそうに話すアニエスは用意された台本ではなく恐らく本心。それを聞いた母は
「結婚式をうちの領地でやりましょう!」
と大層ノリ気で今から準備をすると屋敷を跡にしました。
こんな大掛かりになってしまった事をアニエスに詫びます。
「いざとなったら責任は取るつもりでいる」
おっ!と思いましたよ。でもそこで終わらないのがこの漫画の面白いところ!
なんとベルナールの考える責任とアニエスの考える責任が全然違うのです!
またもすれ違い‼そしてすれ違ったまま進んでいくのです!
第9話 早すぎる婚礼衣装
お母様さっそく婚礼衣装をどれにしようかとアニエスに持ち掛けます。アニエスはついていけてません。
アニエスが「何か希望がありまして?」と聞かれ「母のドレスに憧れていまして結婚する日はそれを纏おうと思っていました」と答えるも、没収されてしまって叶える事は出来ないと。
結局は式の準備を長引かせる為にドレスを作る事にしました。
翌日、お母様も含めて話をしているとベルナールの態度に疑惑を抱くお母様。
「どうにもあなたから本気を感じませんの」
ここはジジルが上手く言ってくれますが、今度はアニエスにどう思っているか振ります。
アニエスは頬を染めながらも意を決した様に
「ベルナール様のことをお慕いしております!」
と宣言します。
それに赤面するベルナール。それを見たお母様も納得してくれました。
ここは本当、2人とも大変可愛らしく繰り返し見たいところです!
第10話 香りのしない薔薇の花
なんと第二王子親衛隊のエルネストがアニエスを見つけたとドヤ顔でベルナールに言ってきました。
しかしその場所は娼館。
隊長のラザールに話をするとエルネストに対しては呆れた物言いをしたが、実はその娼館に偽アニエスがいて薬物売買の取引現場になっているという密告があったと告げる。
ベルナールは変装して潜入する事に。
そこには確かに偽アニエスがいた。
もうこんな事をしたくなが家族の為に逃げられないという彼女。
「よく勇気を出して伝えてくれた、あとは俺達に任せろ」
ベルナールの合図で捕り物が始まった。
(初めて仕事している姿をみました)
第11話 彼女の決意
行方不明中のアニエスを探す動きが活発化。王都周辺での暮らしは危険だろうとラザール隊長は自分の親戚がいる村に彼女を移住させてはどうかとベルナールに提案していました。
アニエスにはまだ伝えていない事と返答し、その日は帰宅する事に。
すると自身の体調がよくない事に気付きます。
倒れる様に眠ってしまったベルナール。目を覚ますとそこにはアニエスがいました。
「体調が優れていない様に見えたのでお部屋を確認したんです」
看病してくれるアニエスにベルナールは思いました、
──彼女を匿い守ると決めたが、万が一俺が不在の時を狙われてしまったら……
ベルナールはとうとう移住の話を切り出します。
ショックを受けるアニエス。しっかり考えて決めろと言われ、一旦部屋を出て行きます。
声をかけてくれたジジルに事情を話します。この話がアニエスの身を案じてゆえの提案だとわかっているが、ここから離れたくない。
「あなたが決めていいのよ」
ジジルの言葉に思いが溢れる。
「ここで暮らしたいです!ベルナール様のおそばにいたいのです!」
第12話 お屋敷にいるために
アニエスの思いを受け入れたベルナール。何も知らないアニエスにみんなが捜し始めている事を明かします。
「変装でもしてみるか」
まずは髪型を変えようと提案。綺麗にまとめ上げた髪をおさげに。地味さを狙ったが元が美少女なのでただただ可愛いメイドさんが出来ただけでした。
では次に服装。地味を目指したメイド服が届き、それを着たアニエス。なんと体のラインが今までよりも出てしまっています。
あどけない三つ編みと豊かな体つきをした美人のメイド──
目立つに決まってんだろうが!
項垂れたベルナールに勘違いしたアニエスが「やはり私太ってるんですよね」と恥ずかしそうに丸まりますが
「恥ずかしくない、どんな時でも堂々としていろ」
だがしかしこのままでは変装の意味がない。
「お前眼鏡をかけろ」
第13話 偽装夫婦大作戦!
眼鏡を拵える事になったアニエス。問題はアニエスを王都の眼鏡店まで連れて行かなければならない。だが男性が女性の使用人を連れているのは珍しく目立ってしまう。
そこでジジルは案をだす。
「夫婦のフリをするとか」
ベルナールもそれが自然かとその案を呑んだ。
だがただ夫婦のフリをすればいいわけではない。わざとらしくない、夫婦としての自然の雰囲気が必要なのだ。
故に普段の生活からアニエスに奥様役をしてもらう事になった。
だがお互い意識しすぎて、自然の夫婦とは逆にギクシャクしてしまう始末!
そこで雪まつりに行くのはどうかと提案される。
第14話 芽吹き
雪まつりにやってきたベルナール一行。
庶民のお祭りに初めて参加するアニエスは人ごみに巻き込まれてばかり。
「ほら、お前は俺の上着を掴みながら歩け」
そこは手を繋ぐんじゃないんかい‼ときっとほとんどの読者が思ったはず!
お腹の空いたベルナールに、元々渡すつもりだったアーモンドのお菓子を渡す。
「このお菓子には意味があるんです」
「あなたの幸せの種が芽吹きます様に」
ニコッと笑ったアニエスに
──今、何かが落ちる音がした──
ベルナールぅ‼‼それそれそれー‼ 読者大変もどかしいです。
そして最後は眼鏡をかけて嬉しそうに笑うアニエスがいるのです。
~3巻に続く~
まとめ
この巻で二人の距離がグッと近づいた気がします!ここに書けていませんが、もっとときめく箇所が多いです!
それでもまだベルナールは自覚しないのです‼ドキッとかキュン♡とかしているのも関わらずです!おおおもどかしい‼ですがそれを見守っていくのが醍醐味!
3巻は一体どうなるのでしょうね!もっともっと距離が近まってそのときめきが何か自覚してほしいものです。
長くお付き合いいただきありがとうございました。
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